離婚に関する本の法律監修をしました
- 2016.07.25|その他
こんにちは。弁護士の武内優宏です。
高橋愛子さんが書かれた
『離婚とお金 どうなる?住宅ローン』(プレジデント社)の法律監修をさせていただきました。
離婚を機に住宅ローン問題で苦しんでしまう方も多いです。
新築マンション、新築戸建ては、買ったとたんにオーバーローンになりますからね。
財産分与しようにも借金の方が多くては、分与もしづらいのです。
離婚しても元夫婦で共有状態のままローンを返済しつづけ、10年経ってようやくオーバーローン状態が解消されて売却という方もいます。
離婚後10年経っても、不動産売却のために連絡を取り合わないと行けないというのも、なかなか気苦労ですよね。
前の奥さんと組んだペアローンが残っていて、再婚して新たに家を購入しようと思ったら住宅ローンが組めず、新しい奥さんとの仲が険悪に・・・なんて方もいます。
余り知られていないのですが、離婚したときの住宅ローンの扱いって本当に難しいのです。
せっかく離婚に関する本の監修をしたので、次回からは離婚と相続についてお話しをします。