遺言作成時の弁護士の役割
- 2011.10.08|遺言
こんにちは。弁護士の武内優宏です。
少し期間が空いてしまいました。初心に戻って、今回は弁護士の役割についてお話します。
インターネットで検索をすると分かりますが弁護士だけでなく、司法書士や行政書士、税理士も遺言・相続の相談にのってくれます。
それでは、誰に相談をすれば良いのか迷ってしまいますよね。
節税や相続税の申告は税理士に相談をするということは分かりやすいです。相続登記については司法書士が専門です。
では、遺言や遺産分割協議書の作成はどうでしょうか。
弁護士の特徴は紛争解決を扱っていることです。
遺言も遺族の相続紛争防止のために作るのであれば、弁護士に相談することをオススメします。
弁護士は実際に紛争の解決をしていますので、どのような遺言が紛争の原因になるかを一番良く知っているからです。
また、遺産分割で揉めた場合には、弁護士しか取扱いが出来ませんので弁護士に相談をして下さい。
そうすると、紛争の防止がポイントの場合、弁護士に相談をした方がよいということになると思います。